住み手の声

1. 新たな息吹
2. 黒い衣装をまとった白い空間
3. デッキデッキ
4. 離れの風呂の家
5. アジアンリゾート



1. 新たな息吹

 

この家は一目見て前の住人の方が大切に住まわれていた事がわかりました。築20年でもよく手入れされていた為それ程目立った傷みもなく、すぐにこの家をリフォームして住もうと思いました。

幸い前の住人の方から古い図面をいただけたので、設計者欄にあった建楽設計に連絡をし、元々の設計者である三澤さんにリフォームをお願いすることができました。

リフォームは当初考えていたより大規模になりましたが、それは設計の相談がとても楽しかったからです。


リフォームは構造体の柱や壁の位置が変えられない等の制約はありますが、元々の家がある事により図面を見た時に実際の空間がイメージしやすいというメリットがあります。その為設計では初めから細かい希望を出す事ができました。

元々の家も気に入っていたので今回リフォームした所もしていない所も含めて何処が一番気に入っているか聞かれるといつもとても困ります。ひとつ言えるのは当初想像していたものと違ったとしても、不満がある所はひとつもないという事です。

 

 

 

又、暮らし方が変わったらその時の暮らしに合うよう細部を変えれば良いのだと思えるのも大きな安心です。今回予算の関係でリフォームをしなかった箇所も含め、これからも少しずつ手を入れる予定です。建楽設計には末長くお付き合いいただければと思います。
家は最初の造りが良いものであれば、築年数は古くなっても快適で暮らせるのだと思います。

 

 

詳細写真ページはこちら

先頭に戻る
2. 黒い衣をまとった白い空間
 

敷地は横浜市の密集した住宅地でありながら、対照的に西側の隣地には林が残っている場所です。西側に下っていく傾斜地で、以前住んでいた旧宅の擁壁があります。この擁壁で囲まれた敷地の中で建物をどう設計していくか、この制約の中では経験豊かな三澤さんでもかなり苦労されたようです。

 

1.温度と湿度の安定性

 まず私たちがこだわったのは、温度と湿度の安定性ということでした。断熱材は、高い断熱性と吸湿性に優れ、防音効果のある「セルロースファイバー」をお願いしました。

また三沢さんより紹介された「サーマスラブ」という蓄熱床暖房、それから壁材には自然素材の塗り壁にしたいということで「しっくい」が採用となりました。結果として、それらがうまく融合できて、文字通り夏涼しく冬暖かい住まいが出来上がりました。「サーマスラブ」については、土壌を蓄熱層にするという発想が画期的で、蓄熱効果についても非常に満足しています。真冬でも、暖房器具はガスストーブ一台が中心で、起床時でもほぼ18℃を下回らない環境ができています。断熱工事については、設計もさることながら施工面でもすきまなく行なうことが大事で、この点でも非常によくやっていただいたというのが実感です。

 

2.高齢者への配慮

高齢な母親と同居するにあたり、きめ細かな設計をしていただきました。バリアフリー、手すり、夜間ライトなど、私たちの要望を取り入れながら配慮をしていただきました。



 

 

3.眺望を生かした設計

 ちょうど南側は横浜のみなとみらい地区が見渡せる高台にある場所を生かして、他人の視線をさえぎりながら眺望をうまく取り入れることができました。また西側には、林の緑を眺められるように、窓を配置していただきました。都市と自然の両方を眺めることができています。

 

残念だったのは、納戸(予備室)の面積が思ったほどには十分とれないことでした。ただ三沢さんに相談しなければ、このような建物はできあがらなかっただろうと思います。

 

 

詳細写真ページはこちら

  先頭に戻る
3.デッキデッキ
 

 1.出会い

  建築家三沢さんとの出会いのきっかけは、新築住宅が写真で紹介されている住宅雑誌「1000万円台で・・・」の中に、私と家内ともに目を引く建物を見つけ、その設計を手掛けられたのが三沢さんでした。

  前々から、住宅メーカーや一般工務店が手掛ける家ではなく、建築家がデザインした自分達オリジナルの家が欲しいと考えていました。しかし、建築家に頼むとなると何をどうしていいか判りませんでしたので、まず三沢さんの建楽設計事務所のホームページから恐る恐る??アポをとりました。

  訪問したのは2008年7月31日。どんな人だろう?とちょっぴり不安を感じながら事務所を訪れました。そこには、にこやか笑顔の方がいらっしゃいました。・・・にこっ!

 

2.打ち合わせ

  我が家の敷地は、29坪弱、間口が狭く南北に長いという狭小で、条件としては良くありません。その上で、私たちの要望は、明るいキッチンとリビング、車2台の駐車スペース、1階から上に抜ける樹木。

  三沢さんから出てきた最初の案を見て、アッと驚きました。何ということでしょう!?今までに見たこともない斬新な間取りで、すぐに気に入ってしましました。

  それから、詳細を決めていくために毎月2回の打ち合わせが始まったのですが、毎回、三沢さんから新しい図面と提案が出てくるので、途中から打ち合わせ自体も楽しみになってしまいました。こちらからのちょっとした質問や提案に対しても、これまで手掛けられた事例や新たなアイデアが溢れんばかりに出てくるのには、驚かされました。特に、私たちのモヤッとした希望が三沢さんの手に掛かると、「そうか!自分たちがやりたかったことはそういう事だったのだ!」と気づかせてくれたことも、たくさんありました。


 

 

 そのことに甘えて、希望や提案など言いたいことをたくさん言わせていただきました。きっと、これまでの施主の中でも、口うるさいトップクラスに入るでしょう。でも、三沢さんの対抗手段なのでしょう、私たちの主張が三沢さんの考え方に合わないときは、さらっと別の話題に変えて、やり過ごされていたようでした。・・・うふっ!

 

3.設計完成間近の悩みと踏ん張り

  打ち合わせの当初から、三沢さんには、「最終的に予算内に収めるのがたいへんですよ。」と言われ、予算を抑えるための提案を頻繁に出していただいていたにも係わらず、我が家は大丈夫だろうと高を括っていました。が、案の定苦労しました。でも、最後まで根気良くアドバイスと工務店への投げかけをしていただけた結果、2010年1月、ついに契約に到りました。・・・ほっ!

 

4.住まう

  とにかく明るい。そして、天井が高くて気持ちがいいです。建ててよかった。

何より三沢さんに出会えたことが良かったです。・・・感謝!


  

詳細写真ページはこちら

  先頭に戻る
4 離れの風呂のある家
 

三沢さん設計の2世帯住宅が完成して約14年経ちました。その後親世帯の増築とガレー ジも三沢さんにお願いし大変快適に暮らしております。建てる前の三沢さんとの打合せは 毎回楽しく盛り上がりそれ自体が楽しみでした。できあがった家はコンセプト通り大変気 持ち良いものでした。全体を通して明るく風通りの良い家で、常に四季を感じて暮らして います。特にバスコートに囲まれた風呂には癒されます。 玄関へのアプローチと一体となっているガレージも私の大のお気に入りで、昨年入手した バイクも収まり、用も無いのにのぞきに行くこともしばしばです。母屋とガレージの組合せは三沢さんならではの外観と機能を兼ね備えたものです。 明るさと通気性を重視した結果、窓が多く、また木製建具のためマンションとは違い、真 夏と真冬の暑さ寒さが厳しく感じるという課題はありますが、冬の日だまりでのぽかぽか した暖かさ、厳寒期の床暖房の穏やかな暖かさ、春秋の明るい気持ちよさ、夏のデッキへ のまぶしい陽光など一年を通じて季節を楽しんでいます。


 

 

友人を呼んでのバーベキューな どでも評判が良く、機能と気持ち良さを兼ねた家に住む日々に幸せを感じています。今後 手を入れるところもいろいろ出てくるでしょうが長く付き合っていきたいと思っています。

 

 

詳細写真ページはこちら

  先頭に戻る
5. アジアンリゾート
 

1.打合せ、図面時のイメージと建物が完成してからの違いはありますでしょうか。

大体イメージどおりです。

想像以上に吹抜けの天井が高く気持ち良いです。

2.住まわれて気がつかれた点はありますでしょうか。

細かい建てつけ等の不満はありますが、基本的にとても満足しています。

想像以上に明るい!!

庭の気持ちよさがこれほどのものだとは思いませんでした。

3.温熱環境(暑さ寒さ等)について気がつかれた点はありますでしょうか。

ある程度覚悟してましたが、やはり夏暑く、冬寒いです。

高くて広い吹抜けがネックです。

あと、窓の大きさと床の白さによるものですが、夏は室内でもサングラスしようかなと言う位明るいです。そこが魅力ではありますが。

冬の小春日和の気持ちよさも特筆ものです。

 

 

4.中庭について(使い勝手や室内からの眺め等)の感想をお願いします。

 

最高です。

一日一回は出てますね。

とにかく気持ちがいいです。

ただ、風が巻く。。。

 

 

詳細写真ページはこちら

  先頭に戻る

先頭にもどる